長野県安曇野市にある「大王わさび農場」へ行ってきました。今回は松本を拠点にした一人旅で、松本駅からレンタカーを利用して訪れました。
実際に訪れて感じたのは、わさび田を見るだけでなく、わさびを使ったランチやソフトクリーム、買い物まで楽しめる観光スポットだということです。
散策路は一部を除いて平坦で、大きなアップダウンもほとんどありませんでした。そのため、長い階段や坂道を避けながら、安曇野らしい自然を感じたい方にも立ち寄りやすい場所です。
今回の体験からは、昼食・散策・買い物を合わせて1時間30分から2時間ほど見ておくと、慌てずに楽しみやすいと感じました。
大王わさび農場とは
大王わさび農場は、北アルプスからの豊富な湧水を利用して、わさびを栽培している農場です。
広い敷地にはわさび田のほか、飲食店、カフェ、売店、親水広場、百年記念館などがあります。入場料が無料なので、安曇野ドライブの途中にも立ち寄りやすいのが魅力です。
場内マップでは、約500メートル・15~20分のコースと、約1,200メートル・40~50分のコースが紹介されています。短時間で回りたい場合は、無理に農場全体を歩かず、入口周辺と短いコースを中心に楽しむ方法もあります。

わさび田の中を通る木製の散策橋
大王わさび農場の基本情報
| 項目 / Item | 内容 / Details |
|---|---|
| 施設名 / Facility | 大王わさび農場 / Daio Wasabi Farm |
| 所在地 / Address |
長野県安曇野市穂高3640 3640 Hotaka, Azumino, Nagano |
| 入場料 / Admission | 無料 / Free |
| 営業時間 / Opening Hours |
3~11月 8:00~17:00、12~2月 9:00~16:00 March–November: 8:00–17:00, December–February: 9:00–16:00 |
| 定休日 / Closed | 12月31日 / December 31 |
| 車でのアクセス / By Car |
長野自動車道・安曇野ICから約10分 Approx. 10 minutes from Azumino IC |
| 電車でのアクセス / By Train |
JR穂高駅からタクシー約10分、徒歩約30分 Approx. 10 minutes by taxi or 30 minutes on foot from JR Hotaka Station |
| 公式サイト / Official Website |
大王わさび農場公式サイト / Official Daio Wasabi Farm Website |
営業時間や各飲食店の営業状況は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトを確認してください。
駐車場はほぼ満車|混雑日は第二駐車場も確認

到着時は駐車場がほぼ満車でした
私が到着したときは、駐車場がほぼ満車の状態でした。
駐車場は無料で、公式案内では普通車約350台分が用意されています。場内マップでは、第1駐車場が120台、第2駐車場が230台と案内されています。
ただし、昼食時間に近づくにつれて来場者が増える可能性があるため、ランチも予定している場合は、午前中の早めの時間に到着した方が安心です。

場内には距離の異なる散策コースがあります
車があると安曇野観光を回りやすい
大王わさび農場は穂高駅から徒歩でも向かえますが、公式案内では約30分かかります。
大王わさび農場のほかにも安曇野周辺を回る予定がある場合は、レンタカーを利用すると、時間や暑さを気にせず移動しやすくなります。
私は今回松本駅でレンタカーを借りました。松本や安曇野で利用できるレンタカーの料金や空車を、旅行前に比較しておくと安心です。
松本駅から大王わさび農場や周辺の観光スポットを複数回る場合は、料金だけでなく、営業所の場所や返却時間も比較しておくと安心です。週末や連休は希望する車種が埋まることもあるため、旅行日が決まった段階で空車を確認しておきましょう。
大王庵のランチは早めに向かうのがおすすめ

大王庵でいただいた本わさび飯

本わさびと薬味を加えていただきました
到着後は、農場内にある「湧水飯釜 大王庵」で昼食をいただきました。
訪問時の大王庵は11時からの営業で、並び始めたのは11時20分頃です。すでに順番待ちができていましたが、名前を書く方式ではなく、店の前に用意された椅子に座って待ちました。一人での利用でも順番待ちの流れが分かりやすく、入りにくさは感じませんでした。
この日の待ち時間は約15分でした。
昼食時間が近づくと混雑しやすいため、大王庵で食事をする場合は、11時頃を目安に向かうと待ち時間を抑えやすそうです。
今回注文した「湧水飯 本わさび飯」は、わさびの風味をしっかり感じられましたが、私が食べたときには、鼻に強く抜けるようなツンとした辛さはありませんでした。わさびの辛さが少し苦手な私でも食べやすく、おいしくいただけました。
大王庵では、わさびとご飯を楽しめるメニューや信州そばなどが提供されています。
黒いシートに覆われたわさび田を散策

夏のわさび田は黒い日よけネットに覆われていました
昼食後は、農場内の散策へ向かいました。
訪問した季節は、わさび田の多くが黒いシートに覆われていました。これは暑い時期に直射日光を避け、わさび田の温度が上がりすぎるのを防ぐための日よけです。緑色のわさび田が一面に広がる景色を想像していると、少し驚くかもしれません。
しかし、シートの隙間から中をのぞくと、透明感のある水の流れの中で、わさびが育っている様子を見ることができました。
シートがあっても、安曇野のきれいな水とわさび栽培の様子は十分に感じられます。

ネットの隙間からわさびの生育を見ることができました
散策路は平坦でアップダウンが少ない
散策路は、一部を除いて平坦でした。
大きな坂道や階段が続く場所はほとんどなく、自分のペースで歩きやすい印象です。長い距離を歩くのが不安な場合は、約500メートルの短いコースを中心に回る方法もあります。
ただし、舗装されていない道も案内されています。雨の日や雨上がりは、滑りにくい靴を選んだ方が安心です。
農場内にはカフェやベンチもあるため、途中で休憩を取りながら散策できます。
また、親水広場では北アルプスからの冷たい湧き水に触れられます。暑い日に触れると、散策中のよい気分転換になりました。

散策途中に立ち寄りやすい農場内のカフェ

冷たい湧き水に触れて休憩できます
散策後はわさびソフトクリームで休憩
散策を終えた後は、わさびソフトクリームを購入しました。
私はわさび味とバニラのミックスを選びました。わさびの風味はありますが、強い辛さはなく、すっきりとした味わいです。
暑い中を歩いた後だったこともあり、口の中も体もリセットできるように感じました。
今回は食べませんでしたが、以前の訪問時に食べたわさびコロッケもおいしかったので、軽く食べたい方は候補にしてみてください。フードコートでは、わさびコロッケやわさびフランクフルトなどが販売されています。

散策後に食べたわさびとバニラのミックスソフト
売店と百年記念館にも立ち寄りたい
最後は、売店でわさびを使った商品を見て回りました。
生わさびだけでなく、わさび漬けやご飯に合わせやすい商品などもあり、見ているだけでも楽しめます。旅行のお土産を探す場所としても利用しやすい売店でした。
入口脇には「大王わさび農場百年記念館」があります。
農場がどのように開拓され、現在の景色がつくられてきたのかを知ることができます。散策前または帰る前に立ち寄ると、わさび田の見え方も少し変わるかもしれません。
百年記念館は、農場の開拓開始から約100年を迎えた2015年に開館しています。
トイレもきれいで、食事や散策の前後に利用しやすかったです。

農場の歴史を紹介する百年記念館
大王わさび農場の入場は無料ですが、安曇野・松本周辺で体験やレジャーも組み合わせたい場合は、旅行日から予約できるプランを確認しておくと、1日の予定を組みやすくなります。
大王わさび農場はこんな方におすすめ
大王わさび農場は、次のような方に向いています。
- 安曇野らしい自然と水の景色を楽しみたい方
- 階段や急な坂道が少ない場所を探している方
- わさびを使ったランチやスイーツを味わいたい方
- 無料で立ち寄れる観光スポットを探している方
- 安曇野ドライブの途中で食事や休憩をしたい方
安曇野や松本で宿泊するとゆっくり回れる
大王わさび農場は、ランチと散策を組み合わせると1時間30分以上滞在することもあります。
今回は松本市内に宿泊し、朝からレンタカーで安曇野へ向かいました。大王わさび農場を見学した後も、周辺の観光スポットを回ることができました。
松本や安曇野周辺に宿泊すれば、移動時間に余裕ができ、美術館や自然スポットも組み合わせやすくなります。
旅行日が決まっている場合は、安曇野・松本周辺のホテル料金と空室を早めに確認しておくと安心です。
朝から大王わさび農場や周辺観光を回る場合は、松本駅周辺の移動しやすいホテルか、安曇野で自然を感じられる宿を選ぶと予定を組みやすくなります。同じ日程でも宿泊プランによって料金が異なるため、空室とあわせて比較してみてください。
長野で自然を楽しむ旅行を計画している方は、以下の記事も参考にしてください。
まとめ|ランチと散策を一緒に楽しめる安曇野の立ち寄りスポット
大王わさび農場は、わさび田の散策だけでなく、ランチ、ソフトクリーム、買い物まで楽しめる場所でした。
散策路は比較的平坦で、短いコースを選べば歩く距離も調整できます。ただし、昼食時間は駐車場や大王庵が混雑しやすいため、ランチを予定する場合は早めの到着がおすすめです。
季節によってはわさび田が黒いシートに覆われていますが、その中を流れる澄んだ水と、育っているわさびの様子を見ることができます。
安曇野で、食事と自然散策を無理なく楽しめる場所を探している方におすすめしたいスポットです。

売店前で見つけた男女の道祖神

