松本のなわて通り・中町通りを散策|所要時間・歩きやすさ・四柱神社も紹介

松本のなわて通りに並ぶ長屋風の店舗と奥に見える山並み エリア別旅行

松本市中心部にある「なわて通り」と「中町通りなかまちどおり」を、タウンスニーカーを利用して散策さんさくしてきました。

2つの通りは女鳥羽川めとばがわを挟んで近い場所にあり、徒歩で無理なく続けて回れます。

実際に歩いてみると、なわて通りはカエルの像や長屋風ながやふうの店が並ぶ親しみやすい雰囲気。一方の中町通りでは、白と黒のなまこ壁や蔵造りくらづくりの建物が並び、落ち着いた城下町じょうかまちらしい景色を楽しめました。

通りを歩くだけなら、それぞれ10~15分ほどです。四柱神社よはしらじんじゃへの参拝さんぱいと中町・くらシック館の見学を含めても、約45~60分あれば一通り回れました。

お店をのぞいたり、食事や買い物を楽しんだりする場合は、1時間30分~2時間ほど見ておくと、急がず散策できます。

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なわて通りと中町通りの違い

項目 / Item なわて通り / Nawate Street 中町通り / Nakamachi Street
雰囲気 / Atmosphere カエルの像や長屋風の店が並ぶ親しみやすい通り / Friendly shopping street with frog statues 蔵造りとなまこ壁が残る落ち着いた通り / Historic street with traditional storehouses
所要時間 / Walking time 直進で約10~15分 / About 10–15 minutes 直進で約10~15分 / About 10–15 minutes
道路状況 / Road conditions 歩行者天国で歩きやすい / Pedestrian-friendly street 車が通るため歩行注意 / Watch for passing vehicles
主な立ち寄り先 / Highlights 四柱神社 / Yohashira Shrine 中町・蔵シック館 / Nakamachi Kurassic-kan
雨の日 / Rainy days 屋外のため雨具が必要 / Rain gear required 屋外中心だが蔵シック館は屋内 / Mostly outdoors, with an indoor facility
最寄りバス停 / Nearest bus stop 大名町・北コース / Daimyocho, North Route 中町・蔵シック館・東コース / Nakamachi Kurassic-kan, East Route

なわて通りや中町通りは松本駅や松本城から歩いて回れますが、松本市美術館や旧開智学校までめぐると歩く時間が長くなります。荷物をホテルに預けて身軽に観光したい方は、松本駅周辺や松本城周辺の宿泊施設を先に確認しておくと安心です。

週末や連休は、松本駅や松本城に近いホテルから空室が少なくなることがあります。宿泊予定が決まっている場合は、立地だけでなく料金や口コミも早めに比較しておくと、観光しやすいホテルを選びやすくなります。

タウンスニーカーで大名町だいみょうちょうバス停へ

今回は松本市内を巡る周遊しゅうゆうバス「タウンスニーカー」を利用し、北コースの「大名町」バス停で下車げしゃしました。

大名町バス停からなわて通りの入口までは、徒歩1分ほどです。

なわて通りの入口には店舗案内のマップがあり、どのようなお店が並んでいるのかを確認してから散策を始められました。

なわて通りは石畳いしだたみで歩きやすい

松本なわて通りのカエルの顔出しパネルと歩行者天国の商店街

カエルの顔出しパネルが置かれたなわて通り

なわて通りに入ると、長屋風の店舗が両側に並んでいます。

通りは平坦へいたんで、石畳も歩きやすく感じました。一般の車が入ってこない歩行者天国ほこうしゃてんごくのため、周囲の景色を見ながら歩きやすいのも安心できる点です。

今回は特にお店の中には入りませんでしたが、通りをそぞろ歩くだけでも気持ちよく過ごせました。

雑貨店ざっかてん飲食店いんしょくてんなどが並んでいるため、気になるお店をのぞきながら歩けば、さらに滞在時間は長くなりそうです。

通りの途中にある四柱神社へ参拝

松本の四柱神社にある拝殿と石畳の参道

なわて通りから立ち寄りやすい四柱神社

なわて通りを歩き始めて間もなく、大きな鳥居とりいが目に入ります。

ここが「願いごとむすびの神」として知られる四柱神社よはしらじんじゃです。四柱神社では、天之御中主神あめのみなかぬしのかみなど四柱の神様がまつられています。

鳥居をくぐって境内けいだいに入り、正面の拝殿はいでんで旅の安全を祈願きがんしました。

境内はなわて通りからすぐの場所にあり、参拝後も同じ通りへ戻りやすい位置です。今回は御守おまもり御朱印ごしゅいんを受けなかったため、滞在時間は5~10分程度でした。

公式サイトによると、境内は24時間参拝でき、授与所じゅよしょは午前9時から午後4時30分までです。御守や御神札ごしんさつを受けたい場合は、時間を確認して訪れると安心です。

カエルの像を探しながら歩く

なわて通り沿いの若がえりの水にあるカエルの石像

通りの各所で表情の異なるカエルに出会えます

なわて通りの特徴は、通りの各所に置かれているカエルの像です。

一つひとつ表情や形が違うため、次はどのようなカエルが現れるのか、探しながら歩く楽しさがありました。

なわて通りのカエルは、隣を流れる女鳥羽川めとばがわに、再びカジカガエルが住めるような美しい川になってほしいという願いとも関係しています。

女鳥羽川を渡って中町通りへ

なわて通りを歩いた後は、女鳥羽川を渡り、反対岸はんたいぎしから通りを振り返ってみました。

川沿いから見ると、歩いてきた商店街の様子を少し離れた場所から眺められます。

川を背にして進むと、蔵造りの建物が並ぶ中町通りが見えてきました。なわて通りから中町通りまでは近く、徒歩1~2分ほどで移動できます。

女鳥羽川沿いの赤い花と中町側に並ぶ建物

女鳥羽川を渡って中町通りへ向かいました

中町通りは蔵造りの街並みが美しい

中町通りも大きな坂道はなく、平坦で歩きやすい通りでした。

ただし、歩行者天国のなわて通りとは異なり、通常は車が通行します。建物やお店に気を取られて車道しゃどう側へ出すぎないよう、周囲を確認しながら歩く必要があります。

中町通りの中ほどにある中町駐車場の壁には、周辺のお店を紹介する案内図あんないずがありました。

無料で見学できる中町・蔵シック館

中町・蔵シック館の外観と軒先に吊るされた杉玉

明治時代の造り酒屋を移築した中町・蔵シック館

中町通りで立ち寄ったのが、「中町・蔵シック館」です。

中町・蔵シック館は、かつての造り酒屋つくりざかや母屋おもや土蔵どぞう離れはなれ移築いちくし、再生さいせいした建物です。母屋と土蔵は明治21年に建てられたと伝えられています。

建物の中は無料で見学でき、入口で靴を脱いで上がりました。

吹き抜けふきぬけ木組みきぐみ和室わしつなど、外から眺めるだけでは分からない建物内部の造りを見ることができます。今回は約10分で見学しました。

蔵シック館はレンタルスペースとしても利用されており、当日も一部の部屋で地域活動ちいきかつどうが行われていました。

公式案内では、開館時間は夏季が午前9時から午後5時30分まで、冬季が午前9時から午後5時まで、入館は無料、休館日は12月29日から翌年1月3日までです。訪問前に公式サイトで最新情報を確認すると安心です。

中町・蔵シック館バス停から松本市美術館へ

中町通りも、通りを直進するだけなら10~15分ほどでした。

散策後は「中町・蔵シック館」バス停から、タウンスニーカー東コースに乗車じょうしゃ。次の目的地である松本市美術館へ向かいました。

東コースを利用すると、中町通りから松本市美術館へバスで移動できます。

行きとなわて通りの散策には北コース、帰りや松本市美術館への移動には東コースを使うことで、市街地しがいちを効率よく回れました。

タウンスニーカー中町・蔵シック館バス停の標識

中町通りから松本市美術館へ移動できるバス停

雨の日や暑い日に歩くときの注意点

なわて通りと中町通りは、どちらも平坦で比較的歩きやすい場所です。

一方で、散策の中心は屋外です。雨の日は傘やレインコート、暑い時期は帽子や日傘、飲み物を用意したほうが安心です。

中町・蔵シック館は屋内ですが、散策の中心は屋外です。雨が強い日は、バスの時刻に合わせて見学時間を調整するとよいでしょう。

また、中町通りでは車の通行があるため、傘で視界しかいが狭くなる雨の日は特に注意が必要です。

白と黒のなまこ壁や蔵造りの建物が並ぶ松本中町通り

蔵造りとなまこ壁の建物が並ぶ中町通り

松本城と一緒に巡るのもおすすめ

なわて通りは松本城から徒歩圏内とほけんないにあります。公式サイトでは、松本城から徒歩約5分、松本駅から徒歩約10分と案内されています。

松本城を見学した後になわて通りを歩き、四柱神社、中町通りへ進むと、移動を何度も繰り返さずに松本市街を巡れます。

松本城の天守てんしゅ内部には急な階段があるため、同じ日に回る場合は、先になわて通りと中町通りを歩くか、体力に合わせて予定を組むことが大切です。

松本城の階段や所要時間については、

「松本城の階段はきつい?実際に天守へ上った所要時間・アクセス・駐車場を紹介」
で詳しく紹介しています。

松本市街の観光に加えて、安曇野や松本周辺で体験できるプランを組み合わせたい場合は、予約できる日時や料金を先に確認しておくと、旅行全体の予定を立てやすくなります。

松本市街をゆっくり回るなら宿泊も便利

松本城、なわて通り、中町通り、松本市美術館まで1日で回ることはできますが、見学場所を増やすと歩く時間も長くなります。

無理のない予定で楽しみたい場合は、松本駅周辺や松本城周辺に宿泊し、2日間に分けて巡る方法もあります。

駅周辺のホテルなら、タウンスニーカーを利用しやすく、荷物を預けて身軽に観光できるのも利点りてんです。

松本駅周辺なら到着後や出発前に荷物を預けやすく、松本城周辺なら朝の比較的静かな時間から観光を始めやすくなります。宿泊日によって料金が変わるため、希望日の空室と口コミをまとめて確認してみてください。

まとめ|なわて通りと中町通りは続けて歩きやすい

なわて通りではカエルの像や長屋風の商店街、四柱神社への参拝を楽しみ、中町通りでは蔵造りとなまこ壁の街並み、中町・蔵シック館を見学できました。

通りを歩くだけなら、それぞれ10~15分ほど。四柱神社と蔵シック館を含めても、約45~60分が一つの目安めやすです。

どちらも平坦で歩きやすい一方、中町通りでは車の通行に注意が必要です。雨具あまぐや暑さ対策を整え、タウンスニーカーを組み合わせることで、松本市街を無理なく巡れました。

赤い花のプランターと蔵造りの建物が並ぶ松本中町通り

花を眺めながら落ち着いて歩けた中町通り

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