島根旅行で、松江や玉造温泉とあわせて立ち寄りたい場所のひとつが、安来市にある足立美術館(あだちびじゅつかん)です。
足立美術館というと、日本庭園の美しさで知られている美術館ですが、実際に訪れてみると、ただ庭を見るだけではなく、館内を歩きながら何度も違った角度から庭園を眺められるのが印象的でした。
美術館という名前から、絵画鑑賞が中心の場所を想像していましたが、私が一番心に残ったのは、窓越しに見える庭園の景色です。石や松、白砂、池、丸く整えられた植栽がきれいに配置されていて、まるで一枚の絵を見ているようでした。
この記事では、実際に足立美術館へ行って感じた魅力や、庭園がおすすめな理由、所要時間、アクセス、松江・玉造温泉旅行と組み合わせるときのポイントを紹介します。
足立美術館はどんなところ?
足立美術館は、島根県安来市にある美術館です。
近代日本画や陶芸、童画などの展示を楽しめるだけでなく、美しい日本庭園を館内から眺められることでも知られています。
特に印象的なのは、庭園の見せ方です。庭の中を自由に散策するというより、館内の窓や鑑賞場所から、整えられた庭園を眺めるスタイルです。
そのため、長い距離を歩き回らなくても楽しみやすく、雨の日や暑い日でも比較的予定に入れやすい観光スポットだと感じました。

足立美術館の本館入口。庭園鑑賞と展示をあわせて楽しめます
足立美術館の庭園がおすすめな理由
足立美術館で特におすすめしたいのは、やはり日本庭園です。おすすめする理由は、単に「有名な庭園だから」ではありません。
実際に行ってみると、庭そのものの美しさだけでなく、庭を眺める時間そのものが旅の癒しになると感じたからです。
館内を進んでいくと、何度も庭園が目に入ります。大きな窓越しに見る庭は、まるで額縁に入った絵画のようで、石、松、池、白砂の配置まで計算されているように見えました。
足立美術館の庭園は、アメリカの日本庭園専門誌による「2024年日本庭園ランキング」で22年連続日本一に選ばれています。実際に訪れてみても、美術館としてだけでなく、庭園を眺めるために足を運ぶ価値のある場所だと感じました。

石や白砂、松の配置が美しく、眺めているだけで落ち着く庭園
展示もあわせて楽しめる
足立美術館は庭園の印象が強いですが、もちろん美術館としての展示も楽しめます。近代日本画を中心に、陶芸や童画なども展示されており、庭園を眺めながら館内を進むことで、静かな時間を過ごせます。
美術にとても詳しくなくても、庭園とあわせて見ることで、旅先らしい落ち着いた鑑賞時間になりました。
ただし、展示内容は時期によって変わるため、目当ての展示がある場合は事前に確認しておくと安心です。新館のみ展示替えによる休館日がある場合があります。
館内では、音声ガイドの貸し出しもあります。日本庭園や展示作品について音声で解説してくれるため、美術に詳しくない方でも見どころを理解しながら回りやすいと思います。
音声ガイドは日本語版・英語版があり、貸出料は1台600円です。ただし、台数に限りがあり予約はできないため、利用したい場合は入館時に確認しておくと安心です。
所要時間はどれくらい?
足立美術館の所要時間は、1時間30分〜2時間ほど見ておくと安心です。
庭園を中心にさっと見るだけなら1時間前後でも回れますが、展示も見ながらゆっくり過ごすなら2時間ほどあると落ち着いて楽しめます。
| 見方 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 庭園中心にさっと見る | 約1時間 |
| 庭園と展示を一通り見る | 約1時間30分〜2時間 |
| カフェや売店も利用する | 約2時間〜2時間30分 |
島根旅行の予定に入れるなら、前後の移動時間も含めて、半日弱の予定として考えておくと無理がありません。

松や白砂を眺めながら、ゆっくり過ごせるのも足立美術館の魅力
アクセス|車でも公共交通でも行ける
足立美術館は、車でも公共交通でもアクセスできます。
JRを利用する場合は、JR安来駅から無料シャトルバスで約20分です。時刻表は公式サイトで確認できます。シャトルバスは先着順で予約不可です。
安来駅行きの帰りの便は整理券を発行しているため、美術館入口のカウンターで、出発便ごとのバス整理券を人数分受け取っておくと安心です。
車の場合は、山陰道安来ICから約10分で、無料駐車場もあります。
| 項目 / Item | 内容 / Details |
|---|---|
| 施設名 / Name | 足立美術館 / Adachi Museum of Art |
| 読み方 / Reading | あだちびじゅつかん / Adachi Museum of Art |
| 所在地 / Address | 島根県安来市古川町320 / 320 Furukawa-cho, Yasugi, Shimane |
| 開館時間 / Hours | 4月〜9月 9:00〜17:30、10月〜3月 9:00〜17:00 / Apr-Sep 9:00-17:30, Oct-Mar 9:00-17:00 |
| 休館日 / Closed | 年中無休 ※新館のみ休館日あり / Open all year, except Annex closing days |
| 入館料 / Admission | 大人2,500円、大学生2,000円、高校生1,000円、小中学生500円 / Adults 2,500 yen, University students 2,000 yen, High school students 1,000 yen, Elementary and junior high school students 500 yen |
| 音声ガイド / Audio Guide | 日本語版・英語版あり。600円/台。台数に限りがあり予約不可 / Japanese and English audio guides available. 600 yen per device. Limited availability, no reservation. |
| 公共交通 / Public Transport | JR安来駅から無料シャトルバスで約20分 / About 20 minutes by free shuttle bus from JR Yasugi Station |
| 車 / By Car | 山陰道安来ICから約10分、無料駐車場あり / About 10 minutes from Yasugi IC, free parking available |
| 公式サイト / Official Website | 足立美術館 公式サイト |
開館時間や入館料、シャトルバスの運行状況は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。

館内から見える庭園は、白砂と緑のコントラストが印象的でした
松江・玉造温泉旅行と組み合わせやすい
足立美術館は、松江や玉造温泉方面の旅行と組み合わせやすいスポットです。
松江城や堀川遊覧船を楽しんだあと、別日に足立美術館へ行くと、城下町散策とは違った落ち着いた時間を過ごせます。
また、玉造温泉に宿泊する場合も、午前中に足立美術館を見学して、午後は宿でゆっくり過ごす流れにすると、無理のない行程になります。
松江観光と組み合わせるなら、実際に半日散策したこちらの記事も参考になります。
松江城周辺を半日散策|堀川遊覧船とレンタサイクルでめぐる城下町旅
足立美術館をゆっくり楽しむなら、松江や玉造温泉に宿泊して、無理のない行程にするのがおすすめです。特に玉造温泉は、観光後に温泉で休めるので、島根旅らしい時間を楽しめます。
宿泊先を先に決めておくと、松江観光・足立美術館・温泉宿の流れが組みやすくなります。移動のしやすさを重視するなら松江駅周辺、温泉でゆっくり過ごしたいなら玉造温泉周辺を比較してみると選びやすいです。
雨の日や、あまり歩き回りたくない日にも候補にしやすい
足立美術館は、雨の日でも候補にしやすい観光スポットです。庭園を外から長く歩いて回るというより、館内から眺める場面が多いため、雨の日でも比較的落ち着いて過ごせます。
晴れの日は白砂や緑が明るく見えますが、雨や曇りの日は庭の緑がしっとりとして、落ち着いた雰囲気を感じられます。ただし、駐車場やバス乗降場所から建物までの移動はあるため、雨の日は傘があると安心です。
もちろん館内移動はありますが、広い屋外を歩き続ける観光地ではないので、松江城周辺や石見銀山など歩く観光と組み合わせると、旅程にメリハリが出ます。

館内から眺める庭園。曇りの日でも、しっとりと落ち着いた雰囲気を楽しめました
足立美術館はこんな人におすすめ
| おすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| 日本庭園が好きな人 | 館内から美しい庭園をじっくり眺められる |
| 静かな観光地に行きたい人 | 落ち着いた雰囲気で過ごしやすい |
| 松江・玉造温泉旅行を計画している人 | 島根旅の立ち寄り先にしやすい |
| あまり歩き回らず観光したい人 | 館内鑑賞が中心で楽しみやすい |
| 雨の日の観光先を探している人 | 屋内から庭園を眺められる |
| 写真を撮りたい人 | 庭園の構図が美しく、旅の記録に残しやすい |
足立美術館は公共交通でも行けますが、松江城、玉造温泉、石見銀山などをあわせて回るなら、レンタカーがあると移動の自由度が上がります。
特に島根旅行で複数の観光地をめぐる場合は、バスや電車の時間を気にせず移動できると、旅程に余裕が生まれます。
まとめ
足立美術館は、島根旅行で落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめの美術館です。
実際に行って特に印象に残ったのは、館内から眺める日本庭園の美しさでした。石、松、池、白砂、植栽が整えられた庭園は、まるで一枚の絵のようで、静かに眺めているだけでも気持ちが落ち着きました。
展示を楽しめるのはもちろんですが、足立美術館は庭園を見るために訪れても満足感のある場所だと思います。
松江や玉造温泉と組み合わせやすく、雨の日でも候補にしやすいので、島根旅行の立ち寄り先として検討しやすいスポットです。

