長野県松本市を代表する観光スポット「国宝 松本城」へ、一人で行ってきました。
実際に訪れて感じたのは、天守(てんしゅ)以外は比較的平坦で歩きやすい一方、天守内の階段は想像していた以上に急だったことです。
私は手すりを使いながらゆっくり進み、最上階まで上ることができましたが、階段に不安がある方は、混雑状況や体調を考えて無理をしないことが大切です。
この記事では、松本駅からタウンスニーカーで向かった体験をもとに、天守の階段、所要時間、歩きやすさ、車でのアクセスや駐車場について紹介します。
松本城の階段はきつい?
結論からいうと、松本城の天守内には段差が大きく、傾斜の急な階段があります。
公式サイトによると、天守内の階段は約140段あり、最大斜度は約61度です。エレベーターはなく、天守内の移動は階段のみとなります。
私も天守へ入ってすぐの階段を見て、最初から「焦らずゆっくり進もう」と思いました。
なお、天守内にはトイレがないため、入場前に済ませておくと安心です。
入口では靴を脱ぎ、渡された袋に靴を入れて自分で持ちます。片手に靴を持ちながら上るため、大きな荷物は避けた方が安心です。本丸庭園内にはコインロッカーがあり、大きな荷物は売店でも預かってもらえます。
順路は決められており、階段付近には係の方もいました。手すりを使い、前の人との間隔を取りながら進みます。
階段付近は安全管理のため撮影禁止です。写真を撮ろうと立ち止まらず、足元に集中して進みましょう。
天守内では展示や松本市街地の景色を楽しめる
天守内には、鉄砲をはじめとした歴史を感じられる品々が展示されていました。
壁には狭間と呼ばれる、鉄砲や弓を使うための小さな開口部もあり、建物を見学するだけでなく、実際に城が使われていた時代を想像しながら進めます。
最上階はそれほど広くありませんが、窓から松本市街地を見渡すことができました。
急な階段を上ってきたこともあり、最上階に到着したときの達成感は大きかったです。
下りも決められた順路に沿って進みます。上りだけでなく下りも傾斜が急な場所があるため、手すりを使って慎重に下りました。

天守の最上階から眺めた松本市街地と本丸庭園
松本城の所要時間は約1時間を見ておくと安心
私が訪れた日は天守入口の混雑がなく、天守内の見学時間は約40分でした。
ただし、展示をじっくり見たり、階段をゆっくり上り下りしたりする場合は、天守だけでも1時間ほど見ておくと安心です。
公式サイトでも、天守内の平均観覧時間は約45~60分と案内されています。ゴールデンウィークやお盆などは混雑し、入場制限が行われる場合もあります。
天守を出た後に本丸庭園(ほんまるていえん)や松本城公園を散策する場合は、全体で1時間~1時間30分ほど確保しておくと、写真撮影や休憩も楽しみやすいでしょう。
天守を出た場所には、日本各地のお城を紹介する写真パネルもありました。これまで訪れたお城を探しながら見るのも楽しかったです。
園内には所々にベンチがあり、水分補給をしながら休憩できました。

天守の見学を終えた場所から見上げた松本城
太鼓門から黒門を通って天守へ

松本城・市役所前のバス停から向かった太鼓門
「松本城・市役所前」のバス停で降り、少し後方へ歩いて太鼓門(たいこもん)から城内へ入りました。
太鼓門をくぐって右側には、二の丸御殿跡(にのまるごてんあと)があります。
天守以外の道は比較的平坦で歩きやすく感じました。ただし、日陰はあまり多くないため、暑い季節は帽子や日傘、水分を用意しておくと安心です。
左へ進むと券売所があり、天守入口の待ち時間も表示されていました。

券売所付近に表示されていた天守入口の待ち時間
今回利用したタウンスニーカー1日乗車券を窓口で提示すると、松本城の一般観覧料が大人1,080円に割引されました。
黒門(くろもん)を通って本丸庭園へ入ると、少しずつ天守が近づいてきます。
管理事務所や売店付近から左を見ると、松本城の天守全体を眺められました。黒と白の天守を間近で見た瞬間は、松本まで来たことを実感できる時間でした。

本丸庭園から眺めた黒と白の松本城天守
埋橋と松本城公園も散策
天守を見学した後は、黒門を通って松本城公園を散策しました。
赤い埋橋(うずみばし)と松本城を一緒に撮影できる場所は、松本城らしい写真を残したい方におすすめです。
ただし、埋橋側から本丸庭園へ入ることはできません。有料区域への入口は黒門のみです。
天守の階段を上るのが難しい場合でも、松本城公園から外観を眺めたり、堀の周辺を散策したりする楽しみ方があります。
無理に天守へ上らず、外から松本城の美しい姿を楽しむだけでも、松本らしい観光を味わえると感じました。

赤い埋橋と松本城を一緒に眺められる撮影スポット
松本駅から松本城へのアクセス
松本駅から松本城までは、徒歩またはバスで向かえます。
| 項目 / Item | 内容 / Details |
|---|---|
| 徒歩 / On foot | 松本駅から約20分 / About 20 minutes from Matsumoto Station |
| バス / Bus | タウンスニーカー北コースで約10分 / About 10 minutes on the Town Sneaker North Course |
| 降車バス停 / Bus stop | 松本城・市役所前 / Matsumoto Castle–City Hall |
| 通常運賃 / Regular fare | 1乗車大人220円 / ¥220 per adult ride |
| 1日乗車券 / One-day pass | 大人500円 / ¥500 per adult |
| 公式サイト / Official website |
国宝 松本城公式サイト / Official Matsumoto Castle Website |
松本駅から歩くこともできますが、今回は暑さと体力を考え、タウンスニーカー1日乗車券を購入しました。
タウンスニーカーは松本駅お城口から乗車し、「松本城・市役所前」まで約10分です。1日乗車券は大人500円で、一部の観光施設では入場料金の割引も受けられます。
松本城だけでなく、松本市美術館や旧開智学校なども回る場合は、バスを観光の足として使うと移動の負担を減らしやすいでしょう。
松本城の見学に加えて、城下町らしい体験も楽しみたい場合は、松本市内の着物・甲冑体験やものづくり体験を確認しておくと、観光の予定を組みやすくなります。
開始時間が決まっている体験もあるため、松本城の見学時間とあわせて、旅行前に空き状況を見ておくと安心です。
車でのアクセスと駐車場
車の場合は、長野自動車道の松本インターチェンジから松本市街地方面へ約20分です。松本城専用の無料駐車場はないため、周辺の市営駐車場を利用します。
| 駐車場 / Parking | 料金・松本城まで / Fee and distance |
|---|---|
| 東洋計器大手門駐車場(立体) / Toyokeiki Otemon Parking Garage | 30分150円・徒歩約8分 / ¥150 per 30 minutes, about 8 minutes on foot |
| 中部警備救助 松本城北市営パーキング / Matsumoto Castle North Municipal Parking | 1時間200円、以降30分100円・徒歩約8分 / ¥200 for the first hour, then ¥100 per 30 minutes, about 8 minutes on foot |
東洋計器大手門駐車場(立体)は普通車437台を収容できます。混雑する時期は周辺道路や駐車場も混みやすいため、時間に余裕を持って向かうと安心です。
松本城の天守をゆっくり見学したい場合は、松本駅周辺に宿泊して朝から向かうと、移動や混雑の負担を減らしやすくなります。
私も今回は松本駅周辺のホテルに宿泊し、タウンスニーカーを使って松本市内を観光しました。
駅周辺のホテルなら、タウンスニーカーを利用して松本城や市内の観光スポットを回りやすく、車を使わない旅行にも便利です。
松本城の基本情報
| 項目 / Item | 内容 / Details |
|---|---|
| 施設名 / Facility | 国宝 松本城 / National Treasure Matsumoto Castle |
| 所在地 / Address | 長野県松本市丸の内4-1 / 4-1 Marunouchi, Matsumoto, Nagano |
| 通常開場時間 / Opening hours | 8:30~17:00、最終入場16:30 / 8:30 a.m.–5:00 p.m., last admission 4:30 p.m. |
| 休場日 / Closed | 12月29日~31日 / December 29–31 |
| 一般観覧料 / Adult admission | 電子チケット1,200円、紙チケット1,300円 / E-ticket ¥1,200, paper ticket ¥1,300 |
| 天守の所要時間 / Time required | 約45~60分 / About 45–60 minutes |
| 公式サイト / Official website |
国宝 松本城公式サイト / Official Matsumoto Castle Website |
料金や開場時間は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトをご確認ください。
松本城を実際に訪れた感想
松本城は外から眺めるだけでなく、急な階段を上り、天守の内部を見学することで、より印象に残る場所になりました。
階段は決して楽ではありませんでしたが、手すりを使いながらゆっくり進み、最上階から松本市街地を眺めたときには大きな達成感がありました。
一方で、階段の段差や傾斜が不安な方は、無理に天守へ上る必要はありません。
本丸庭園や松本城公園から天守を眺めたり、埋橋と一緒に写真を撮ったりするだけでも、松本城の美しさを十分に楽しめます。
徒歩での移動や暑さが気になる場合は、タウンスニーカーをうまく利用し、休憩を取りながら無理のない松本観光を楽しんでみてください。

北アルプスを背景に堀の向こうに建つ松本城

